(写真は平成19〜22年大会のものです)


毎年11月3日(祝日)文化の日に行われます。主催は熊本クレイジートライアスロンクラブ(熊本CTC)
会場は熊本市内の金峰山ふもとの「フードパル熊本」。気温はだいたい10度−20度ぐらい、やや肌寒いくらい。

開会式。ランナーズに掲載するようになり参加者急増。平成23年は総数376名。
(平成23年)Aコース178名、Bコース79名、Cコース58名、ウォーク61名。

「フードパル」内には熊本産の食品の販売店がいっぱいです。帰りに食事、買い物ができます。
駐車場も広く、ゆっくりできます。

Aコース、42kmのコース。4つの山(小萩山、三の岳、二の岳、金峰山)をかけ上る超ハードなコースです。
Cコースは小萩山のみ(16km)、Bコースは二三の岳も(34km)、ウォークは小萩山往復(13km)。
Aコースはマラソンというより筋肉耐久レースです(小萩山は三山に入りません)。

高低差(Aコース)。4回の山登りは半端ではありません。下りも急で転倒の危険がありますので要注意。

スタートは午前9時。A・B・C・ウォーク全員一斉にスタート。


スタート後1kmは下りですが、すぐ山に入り上りが始まります。

小萩山登山入り口(6km)。ここまでも上りの連続でしたが、ここからさらに急な上りになります。

やっと小萩山頂上(412m)に着きました。もう足はすでにパンパン。山頂にはエイドがありしばし休息。

ここから芳野中学校(学校区)まで舗装道路を思いっきり走ります。
目の前に見えるのは金峰山。

9kmあたりの学校区エイド(芳野小中学校のある地域)。ここまで1時間ぐらい。

学校区を過ぎると三の岳が見えてきます。
今から山の手前を左から右へ行って後方に回って山頂をめざします(黄色の→を走ります)。

三ノ岳の登山入り口です。道は完璧なけもの道。足元・頭注意。

道は狭く、傾斜しているところが多く踏み外したら滑り落ちます。スリル満点。
三の岳山頂横に見える鉄塔です。こんな所にお寺がありました。

三の岳(那智岳・681m)頂上・14km地点。登山入り口から15分で登りました。
こにもエイドがあります。水をここまで運ぶのは大変だったでしょうね。ごくろうさまです。

山頂からの景色は最高です。天気がよければ普賢岳(長崎雲仙)も見えます。

三ノ岳から赤丸のように下り二ノ岳に向かいます。

二ノ岳の上りも大変です。ガードのない急斜面を横切る所もあります。スリル満点。

山頂まで続く階段。これがまたきつい。

二の岳山頂(熊ノ岳・685m)。約2時間で来れます。ここからのながめも最高です。後に見えるのは三の岳。

道なき道を下ります。登山道の出口(野出・二の岳下りた所)。膝が笑っています。
ここから峠の茶屋まで9km。

この時期はみかんの最盛期。山の斜面はオレンジ色で埋め尽くされています。オレンジの匂いがただよっています。

学校区のエイド。この辺で20km。約2時間半経過。

峠の茶屋。ここから「さるすべり」までの上り1.7kmが結構きつい。


さるすべり入り口。気合いを入れて出発。

ここは手を使わないと登れないところもあります。

頂上です。さるすべりは20分ほどかかります。3時間30分経過。

金峰山山頂付近(一の岳とも言う・kinbouzan・665m)からの熊本市内の風景。

ここからゴールまで14km。急ぎたいですが、脚がつりそうで急げません。
峠の茶屋エイド。ここから右折。あと12km。

荒尾山、天狗山の間のみかん畑の中を通過。

静かな林道の中をひたすら走ります。聞こえるのは自分の息と足音のみ。

8kmあたりからまた急な上りがあります。ここが一番きつい。
残り2km、ゴールのフードパル熊本(↓)が見えてきました。

フードパル手間の800m、最後の上り坂です。がまんして走ります。

ゴールはスタートと同じ地点です。

平成22年大会Aコースの参加者の年齢構成。20、30、40歳台が多いようです。

ゴールタイム(Aコース)の構成。5時間半〜6時間(制限時間7時間)の方が最も多いようです。
平均タイム(Aコース)は5時間32分。完走率は約81%。

雨の日には雲が山にかかり、写真のような幻想的な風景が楽しめます。晴れの日には有明海、普賢岳が一望できます。
コースはほとんど山の中で自然がいっぱいです。エイドも道案内も要所要所に設置されており、走りやすいように気を配ってあります。
Aコースの42kmはとてもハードですが、34km、16km、ウォーキングもあり自分の力に合わせて参加できます。
他の大会では味わえない大自然の中のコースです。ぜひ参加してみてください。