19:10のフェリーで島原港へ。左写真はオーシャンフェリー(我々が乗ったのは安い九商フェリー)。
21:20、会場の雲仙市小浜温泉に到着(写真はゴール地点・翌昼撮影)。

500m離れた空き地に車を停め、「小浜荘」で受付。「小浜荘」はすでにいっぱいで座るところがありません。
しかたなく車中で着替え・食事・仮眠。右写真は280名がスタートしたあと。この時はガラガラになったが・・・

「九爆女」のみなさんはアラレちゃん・ペコちゃん(こっちゃん)に仮装。この4人メチャ早い(全員に負けました)。

参加者346名(昨年201名)。60歳以上43名。最高年齢74歳。てれっとから11名参加。
隈元、正木、上野、松原、木村、池元、山名、吉村、松尾、池上、金山。結果は10勝1敗でした。



コース:小浜アリーナ駐車場前スタート→島原半島南を半周→島原城→眉山ロード→水無川大橋→雲仙温泉
→遊歩道・山を下りる→小浜トンネル→57号線→小浜町公民館前ゴール。
103km。制限時間16〜19時間(午後5時まで)。累積高度1632m(阿蘇カルデラとほぼ同じ)。
今回から受付、スタート位置・方法、関門時間が変更。

スタートは22時(5名)、23時(40名)、23時50分(100名)、0時(100名)、1時(61名)の5つ。
どのスタートになるかは大会側から指定されます。スタート地点はなんと、駐車場前の横断歩道。信号が青になったらスタート。
右写真は数年前のスタート。10数名で和気あいあいとゆっくりスタートしてましたが・・・
午前1時61名が一斉にスタート。気温10ぐらい。寒い。晴れ。星がきれい。

スタート直前から半数の選手がフルマラソンの如く猛ダッシュ。ついて行けません。0時スタートも同じだったそうです。
右写真は数年前のスタート。10数名で和気あいあいとゆっくりスタートしてましたが・・・

10kmあたりの落石避けのシェッド(昼撮影)。数えたら13ヶ所ありました。歩道はなくとても危険。
13km、津波見エイド(午前1時23分着)。キロ6分程度で通過。

今回から関門時間がきびしくなり、1時スタートの選手は30.4kmを3時間40分で行かないと失格(知らなかった)。
21km、口之津エイド(午前3時10分)。初チェックポイント(7か所・スタート地点も含む)。
私は1時スタートの3分の2の位置。後方にまだ20名いるとのこと。

30km、原城址跡エイド(午前4時13分着、昨年より12分遅い)。国道を離れて城址跡まで上りです。
原城は島原の乱の終焉の地だそうです。丘上に天草四郎像があり、その横に木にCPがくくられています。
エイドでは名物中華粥をいただきました。関門前25分に通過。

島原半島を反時計周りに行くと、どこでも道路標示は左方向は「雲仙」です。
当たり前ですが、島原ならではの光景。

50.4km「みずなし本陣前」エイド(6:45)。空が明るくなってきました。
昨年より夜明けが早い。足が重くスピードが全然でません。疲労のためかそれとも??

7時10分。島原外港(53km)で朝日が見れました。有明海を隔てて熊本からの日の出です。

左写真はお城の一部ではありません。これは島原駅です。ここから左折してお城へ。
島原城は400年前に、森岳と呼ばれた高地を城の形に切り取って造ったとのこと。だから「島原城森岳」というのか。

島原城森岳公民館エイド(57km/7:40着、昨年より30分遅い)。豚汁、おにぎりといろいろ補給。
ここでバックを捨て、身軽になって再スタート。

武家屋敷。この辺の学校は塀・裏門までもお城風。他にもこれから普賢岳・水無川・地獄などの観光地を走ります。

築城した際に藩士のために作られた武家屋敷跡。400mの町並。中央には生活用水だった水路が。

最初の難関・眉山ロードに入ります。眉山を迂回して平成新山の目の前を通ります。坂上まで4.3kmの急坂。
ここで神武さん達と遭遇。しばらく一緒に行きました。

坂の途中にある「千本木湧水無人エイド」。後ろに湧水があります。

峠からの有明海方面の眺め。最上部にあるネイチャーセンター入り口看板。
右の山が眉山(817m)。


平成新山と普賢岳の位置関係。↓の方向からの写真。普賢岳はわずかしか見えません。

雲がかかっていない平成新山はめずらしい。山頂の様子がよくわかります。2方向から撮影。

65kmの「平成新山展望園地エイド」・ここで恒例の杏仁豆腐いただきます。おでんもありました。超おいしい!
ここから見えた「紅葉と新山」。

「秋の有明」:ロード下りからみた有明海・天草。
下りは急で4km続きますが、ここは膝を痛めないように要注意です。

57号線に入り、またここから雲仙温泉まで14km上りの開始。
水無川大橋からの普賢岳全貌。雲一つない快晴。すばらしい景色です。

雲仙温泉登り口にある、いつも気になる巨大な不動明王。今日はいつもより赤さが際立っていました。
「深江運動場エイド」。ここで名物豆腐をいただきます。ここから峠まで10km。地獄です。

途中にあった有名な「みかどホテル」。いつ見てもでかい、派手!車いっぱい !
上り道には歩道はありません。人それぞれ考えがあるでしょうが、私は右側を行きます。車が来たらすぐ右の草に入ります。

「俵石展望所(79km)」からのながめ。

宝原橋が見えたら頂上まで1km。水無大橋から2時間13分かかりました。
車道に「大分から○○km」という表示が100mごとに立っています。峠が約198kmとなっていますので、
引き算すれば峠まであと何キロあるかわかります。

峠から2km行くと雲仙温泉街に到着。温泉地獄への入り口は鳥居の先です。

この大会の面白いところは地獄の中にCPがあること(選手には硫黄の匂いがダメな人がいましたが、どうするんでしょう?)。
「八万地獄」。ここで最も広い地獄だそうです。ここは観光客になってしばし傍観

「大叫喚地獄CP」。この前にCPがあります。地獄で最も高い所です。
横にある「邪見地獄」。お湯を飲むと邪見が消えるそうですが、飲んだら死にます!!

「雲仙おやまの情報館前エイド」(86km)。温泉街の中のエイド。食べ物いっぱい。私は味噌だしそうめんをいただきました。
ここまでの坂で足を痛め、ここでリタイヤする人が多かったとか。

ここから1.5kmトレランをします。これが意外と筋肉のこわばりを取ってくれます。
筋肉痛の時はこれまでと違った動きをしてみましょう。楽になるかも。
要注意の曲がり角(右折です!)。まっすぐ行かないように。ここから残り10km。

あとは眼下に見える海に向かって走るのみ。
最後のCP「小浜木場集会所エイド」(95.5km)。

1km先の「目付石大橋」から2km上り。これが最後の試練です。
57号線にでたら、あとはゴールまで下りのみ。最後の力を出し切り坂を下ります。

251号線に出て、湯気が立つ歩道をひたすらゴールに向かって走行。もう筋肉パンパン。
ゴール手前でみなさんの声援を受け、最後のゴールダッシュ!

ゴール!!午後2時29分(13時間29分。カルデラの関門時間はクリア)。昨年より30分遅れましたが、仕方がない。

一緒に車で来た6名全員がゴール!!とくに池上さんは3度目の正直でした。涙のゴール!
正木さん、池元さんは自己ベスト。おめでとうございます。
それにして、九爆女はすごい!もうまったく敵いません。

今回はとても疲れました。筋肉がスタート時から固く、スピードが出ません。
ところが、タイムをみると前半(58km)=後半(45km)=6時間39分。後半のタイムは昨年と同じ。
スピードはなくなったが、持続力は付いた??といいように考えましょう!



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