(毎年干支の人形がもらえます。12個集めるといいのですが・・7年後となると70歳!走れるか?)

今回は第5回大会記念として150kmが新設。参加者は21名(100kmを完踏した者だけ)。100kmの部は54名参加。
左が100kmコース。右は150kmコース。
150kmコース概要:初音旅館→一貴山川→仁王門→荒川峠(20k)→淀姫神社(30k)→北天ロード→北山貯水池
→マっちゃん→三瀬コンビニ(44k)→背振山(60k)→野河内渓谷(82k)→杉能舎酒造(105k)
→糸島半島一周→初音旅館

新設の150kmは累積高度が2900m。阿蘇外輪山一周より多い。道は登山道あり、急勾配の上り下り、
超ロングの上り下り、数回の山越え、140kmにも山越えがあるという、超ハードなコース。
主催曰く、時間に完踏できるものはいないだろう・・・しかし・・・

12時5分熊本出発。

14時15分に糸島市に到着。初音旅館には2時20分到着。なんと2時間15分で着いた。

3時半からコース説明会。150km参加は21名。みなさん顔見知りの人ばかり。そうそうたるメンバーです。

クラブから150kmに5名(上野、松原、吉松、新留、小場佐)

九爆女・監督も参加。みなさん完踏しました。

スタートは旅館裏の浜辺。気温20度、晴、絶好のマラニック日和です。

150km参加者21名です。午後4時号砲とともにスタート。さて、何名が正規コースを時間内に帰ってこれるか。
初めてのコースで、強烈な山間コース。完踏できるのか、完踏できても何時間かかるのか見当がつきません。

私はコースを知っていますので、一人でいつものように飛ばしました。ところが7kmで目の前で踏切が降りました・・あーあ。
踏切の時間は調べておいたのですが、私の計算ミスで、もう1分早く通過すればよかった。
一貴山川沿いに上り、仁王門(13k)を1時間15分で通過。

荒川峠(20k)まで7kmの強烈な上り。途中で女性に抜かれました。峠を2時間25分で通過。
(右写真はネットで検索)

30km、淀姫神社(トイレ・エイド)。3時間42分経過。予定より20分早い。
ここから500m先を左の脇道に入る(左写真)。ボーッとしていたら真っすぐ行ってしまう。こういう曲がり角が多く要注意。
今回は矢印(右写真)がしっかり書いてあり助かった。

北天グリーンロード(北山と天山を結ぶ)に出る道が不明瞭。戸惑った。大きい道と思っていたが小さい。
北山トンネル(33k)。20:40通過。上りの連続。この時点で順位は7番目。前にいる6名はとにかく速い。

マッちゃん(38k)、21:20通過。
三瀬のセブンコンビニ(44k)、22:08到着。96kmまでにコンビニはここだけ。予定より20分早い、好調。
ここで、ビールとハンバーガー休憩。トイレで全身浴。

54km(背振山へ曲がる)23:40。エイドは10kmごと。
コンビニが100kmまでに一軒しかありませんので、とても助かります。
エイドの方々、ありがとうございました(左写真は昼撮影)。

(昼間の写真)背振山山頂駐車場まで6km。ものすごい上り。途中で登山道へ入るが、この入口が夜はわかりづらい。

ここは若者ドライバーのドリフト会場。ものすごい騒音とタイヤの焼ける臭い。
急カーブを上っていると後ろから来た車がドリフト。ものすごい音で、びっくりしてガードレールの向こうに避難。

(左は昼間の写真)
約1時間で上りきりました。背振山(60k)0:47到着。予定より1時間早い。

背振山から5km急激な下り。一旦2km上って板屋峠を越して、さらに10km下り。ここで大転倒して手・肘から出血。
下りの終点は曲渕ダムへ向かう263号線に付き当たった所(77k)。3:25通過(11時間経過)。予定より30分早い。

曲渕トンネル。
野河内渓谷入口(82k)、午前4時20分。予定より40分早い。

この渓谷道、とんでもない道です。狭い上に川のように水が流れ、足首までぬかります。足の置き場がありません。
しばらく上るとT字路。渓谷は左となっていますが、右の井原山登山道の方を行きます。ここは間違えやすい。

道は4km、とても急な上り坂、さらに水地獄、どろどろ地獄。先に行った人の足跡が深く残っています。
途中で三叉路。一方には進入禁止のマーク。しかし、そっちがルートと思えたのでそっちに行く。矢印はなかった。
途中からどんどん道は荒れてきて、藪こぎのようになってきて、コースを間違えたかなと急に不安に。
約1時間かかって渓谷を終え(5:15)、駐車場らしき?所に出て、看板があったのでホッとした。

渓谷から10km下り。5km以上の下りは膝に危ない。ゆっくり走行。
下る途中から夜が明けてきた。瑞梅寺ダム横を通過。

山を下りて、94kmでやっと100kmのコース(44km地点)に到着。
夜明けです。日が照ると温かくなってきましたが・・しだいに炎天下へ

ファームパーク(96k)に6時40分に到着。店も開いてないし、誰もいない。
予定より1時間20分も早く着いてしまった。うれしい誤算だが、このあとエイドはあるのだろうか?

「糸島菜彩」(100km)、7:20通過(14時間50分)。翌日行ったときの写真。もう超満員。

●杉能舎(すぎのや):明治3年から創業の老舗の造り酒屋。ビールの生産もしています。
杉能舎(105k)。レース前に「開店する前に着いたら飲めない」「そんなことはない」と言っていたが・・
着いたのは午前8時。店は10時からとのこと。しかも誰もいない。ビール飲みたかった。


翌日、杉能舎に行きました。さっそく宴会。私は運転手で飲めない。来年はバスチャーターで行きましょう。

●九州大学(左写真):広大な敷地にどんどんキャンパスができています。昨年よりまた増えています。
「第1関門・今津運動公園」(59km)。関門は13時30分。だれもいない。
8時45分に到着。なんと関門に4時間45分も余裕がある!(昨年は1時間半だった)。

110km地点。9時。残り40km、残り時間9時間半。十分にゴールできます。
水産資料館前にもだれもいない。

毘沙門(びしゃもん)山を海岸沿いに一周。堤防沿いや草道を走ります。
この道は海と近い所があり、大シケの時は道は水びだし、土砂崩れが起こり時々通行不能に。

途中で対岸にヒルトン福岡シーホーク、ヤフオクドーム、福岡タワーが見えます。
9時半ごろから日差しが強くなり、炎天下になってきました。自販機ごとに頭を冷やします。

次は白砂青松の道。しばらく行くと元寇防塁。
●元寇防塁:鎌倉時代、元の来襲に備えて高さ3mの石築地を20kmに及んで造った防壁。1km長残存。


この辺からサーフィンの店の集落が数カ所あります。若者でいっぱいでした。
泳いでいる人はいませんが、サーフィン、ジェットスキーなどしていました。

125km、目の前の「志摩シーサイドゴルフ場」(黄丸)を通り、矢印の所まで上ります。50分かかります。
右写真:赤矢印の所。山頂付近は別荘だらけ。ここからの眺めは最高です。

126kmにエイドがありました。休憩していると、なんと、てれっと軍団、松原、吉松、新留の3名と遭遇。
OBSさんはかなり先を走っていますので、5名全員の生存が確認。
以後、みんなと一緒にゴールまで行くことに。

88kmで海岸沿いの狭い道へ急に曲がります。ここに意外にもシナちゃんエイドがありました。
このエイドで終わりだそうですが、我々(というより先頭集団の7名)が速すぎたことがエイド混乱の原因。
エイドなしでがんばります。ここまでありがとうございました。
ここから3名で一緒にゴールをめざすことに。

つきあたりに堤防がありそこを進みます。強風で塩水がかかります。先に見える芥屋の岬まで走ります。

岬の反対側には「芥屋大門(けやのおおと)」と呼ばれる遊覧船が入るほどの洞窟があります。
(ネットから引用)

最後の難関。91kmからの立石山越え。この坂も半端ではありません。急な上り下り。
下りた所が145km。残り5km。14:55。残り時間3時間35分もある。

ラスト500mは海岸の砂浜ラン。ゴールは目の前。

ゴールには多くのスタッフが待っていてくれました。
写真は制限時間18時30分前の様子。最終ランナーを待っているところです。

ゴール!15時35分。150km累積高度2900mの超難関コース。走行時間23時間5分。
主催者から時間内正規ルート完踏は無理だと言われていましたが、そう言われると逆にがんばります。
でけました!超満足。ところで私の仕事はこれで終わりではありません。打上げの宴会係があります。

3年前のゴール写真。なんと同じ3名でゴールしています・・・・偶然です
この3人の共通点=萩往還10回以上完踏。走り方はまったく違うのですが??
150kmはクラブから参加した5名全員完踏しました。


100kmにはクラブから9名参加(坪根、有働、木村、酒井、釘島、福地、山名、出端、中山)。
みなさんの写真を坪根さんのFBから紹介。
ところで、100kmの成績は・・・なんと!全敗!!だれも完踏してないとのこと!!
杉能舎で誘惑に負けた人がほとんど・・・なっとらん!!

打上は150名の大BBQパーティ。

九爆女の2名も150kmゴール。こっちゃんからビールをエイドでもらう予定でしたが、
150kmは予定より2時間も早く通過したためもらえず、残念。

私もギターの引き語りで参加。「走らんか」「素敵なマラニック」自作の曲です。2ステージ演奏。
このためにギター、マイク、アンプ、譜面スタンド、持っていきました。

(背振山系の展望台<はろ展望台いとしま>からのながめ)
150kmはどういう展開になるのかわかりませんでしたが、蓋を開けると予想よりみなさん好タイム。
もう150kmは開催しないと主催者(エグっちゃん)は言ってますが・・我々はもう100kmには戻れません。
100kmアレルギー免疫ができました・・マラニック病進行型・・・よろしく
ところで、150kmは21名中1名だけがショートカットで完踏率95%らしい。それに対して100kmは
てれっとの9名が全滅のように、完踏者は数名しかいないという噂。それが本当なら完踏率は20%切っているのでは・・

今回のレースでわかりました。てれっとクラブの欠点・・誘惑に弱い!!



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